40代・50代から始めるフェムケア はじめての方へのやさしいガイド

40代・50代から始めるフェムケア はじめての方へのやさしいガイド

40代・50代から始めるフェムケア はじめての方へのやさしいガイド

デリケートゾーンのケアを始めるのに、遅すぎることはありません。「やさしく洗う」「保湿する」「変化に気づく」。この3つのシンプルな習慣から始めれば十分です。

出遅れているわけではありません

日本では、デリケートゾーンのケアはまだ新しい習慣です。花王が2022年に女性1万人を対象に行った調査では、70.4%がデリケートゾーンのスキンケアを特にしておらず、専用のスキンケア品を使っている人はわずか3.8%でした。洗浄も、85.8%が全身用の洗浄料を使っていました。

なぜ今なの?

閉経前後のおおよそ45〜55歳の時期は、日本では「ゆらぎ世代」とも呼ばれます。この時期に変化に気づいても、相談しない女性は多くいます。40歳以上の日本人女性1,031人を対象とした2023年の調査では、症状があっても受診したくないと答えた人が最も多いグループ(34.8%)でした。研究者は、日本ではこうした症状がまだ十分に診断・治療されていないと結論づけています。

はじめの3ステップ

  1. やさしく洗う。 毎日、外側だけを、マイルドな液体洗浄料で。
  2. 保湿する。 日本の医学レビューでも、保湿を含む毎日の外陰部のスキンケアが、中年期以降の大切な習慣とされています。
  3. 気づく。 乾燥、におい、違和感、出血などに意識を向け、変化があれば医師に相談しましょう。

しなくていいこと

  • 膣の内側を洗うこと。膣洗浄は推奨されていません。
  • 香り付きの石けんや洗浄料。乾燥の原因になることがあります。
  • 恥ずかしいと思うこと。これは、当たり前のボディケアです。

検診について

国の指針では、20歳以上の女性は2年に1回、子宮頸がん検診を受けることがすすめられています。閉経後に出血がある場合は、次の検診を待たずに受診しましょう。

スウェーデン生まれのLIPは、フェムケアを、初潮から閉経後まで女性が自分をいたわるごく自然な習慣だと考えています。

よくある質問

  • これまで特に何もしてこなかったけれど大丈夫? まったく問題ありません。日本では、多くの女性がデリケートゾーン専用のケアをしていません。今からシンプルな習慣を始めれば十分です。
  • 専用の製品は必要? ガイドラインでは、固形石けんではなくマイルドな液体洗浄料がすすめられています。保湿については、日本の医学レビューで、多くの場合は全身用の保湿剤でも十分とされています。